人生でやりたい100のこと




機能脳科学的に見た正しい本の読み方と速読術

速読を勉強したことがある方は、

  • フォーカスリーディング
  • フォトリーディング

と言う言葉を聞いたことがあるかもしれません。
これらの速読術は有名な速読術ではありますが苫米地さん的に言うとあまりお勧めできないとのこと。
 

私は、こうした速読術に難癖をつけるわけではありませんが、じつは、これらの速読術は、ほんらいの読書の目的にかなった速読術とはいえません。
なぜなら、それらの方法は、「あらかじめキーワード選定をしましょう」とか、「最初にこういうトピックにフォーカスして読みましょう」とか、「何を読みたいか、何を知りたいかをあらかじめ設定して読む」という手法だからです。

●クロックサイクルの速め方P27より引用

僕もフォトリーディング速読術の書籍を読んだことがありますが、フォトリーディング速読術では本を読む前に、キーワードを決めたりします。

苫米地さん的に言うと、このキーワード選定に問題があるとのこと。
読書前に、キーワードをしっかりすることによってスコトーマ(盲点)が生まれてしまいます。

このスコトーマにより、知っていることしか認識できなくなるそうです。
そもそも読書とは知らない知識を身につけるために行う行為ですよね??
なので、キーワード選定により知ってることしか認識できない状態でいくら本が速く読めるようになっても意味がないのです。
知っていることばかり拾ってきても意味がないですよね。。。
正しい本の読み方とは言えませんよね。

dokusyo

苫米地さんが提唱する正しい本の読み方と速読術

【クロックサイクルの速め方】には苫米地式速読術のやり方が解説してあります。
あまり書きすぎると怒られると思うのであまり内容を深く書けませんが。。

チラっとエッセンスを書いてみると。。。

じつは、理想的な本の読み方は、「自我を消して読む」ことです。

●クロックサイクルの速め方P31より引用

「うわ!自我とか苫米地っぽい!!」
と思った方は僕とは楽しいお酒が飲めるはずです。笑(僕はアルコールを口にしませんが。。)

「自我?!宗教?!哲学?!何言ってんの?!」
とか思った方は、まだ苫米地さんに洗脳されていませんね。笑

苫米地理論を学びたいなら苫米地入門にぴったりな書籍を【苫米地英人の書籍を20冊以上読んだ俺がお勧めする書籍】紹介しているのでよかったらどうぞ。

もしくは、苫米地さんのメールセミナーに登録してください。

ちなみに、自我を消して読書をすると言うことは自分にとって何が重要かを考えずに本を読むことです。

重要、重要じゃないを判断してしまうとやはりスコトーマが生まれ、新しい知識を得にくい状態になってしまいます。

本書では自我を消すとはどういうことかしっかり定義されています。

とは言うものの、自我を消すのは難しい(無理)とのこと。
ですが、しっかり別のプランも提唱されているのでご安心を。

苫米地式正しい本の読み方基本

苫米地さんの言ってることはぶっ飛んでいると思うかもしれませんが、本書内では速読をトレーニングをする方法も載ってるし、実際にトレーニングできるような構成です。

付録のCDも速読を理解するのに役立つでしょう。

苫米地式速読術のやり方をここに書いてしまうと、完全に怒られますので、書けませんが、
「こんな速読法があるのか!!」
と感動すること間違い無しです!

決して、現実離れした理論・手法ではなく訓練次第で誰にでもできるようになる方法だと思います。

速読だけでは終わらない

いくら苫米地式の速読術が優れていると言っても、速く読むわけですから、普通に読むのより情報が欠落してしまいます。

本書内では、読書で得た知識を記憶にとどめる方法も紹介されています。

ちなみに苫米地博士はどのくらい読書をしているかと言うと、1日だいたい3時間、多いときには10時間くらい読書をするのだそう。

「え?速読できるのに1日3時間以上も読書してるの?!」
と思うかもしれません。

この事実からわかるように速読を身につけたからって1日1冊を数分で読んで終わりってのでは意味がありません。

速読では、1日最低でも2時間は読書に使い、途中でお茶を飲んで一息いれるとしても、1冊10分で10冊読めることになります。

●クロックサイクルの速め方P125より引用

いくら速読ができてもこれくらいの読書量をこなさないと意味がないんですよ。
毎月300冊の読書ができてはじめて速読の意味が生まれるとのこと。

本書の中でも

逆にいえば、毎月300冊読んでみたいと望まない人は、速読などやってはいけません

●クロックサイクルの速め方P127より引用

毎月300冊と言えば強烈な数に思えるかもしれませんが、訓練を続けて行くことでできるようになるそうです。

僕も日々実践し毎月300冊もの読書ができる人間になりたいと思います。(技術的にも、脳みそ的にも、経済的にも。。笑)

是非、あなたも毎月300冊の読書に挑戦してみてください!


『今』やってること、明日の自分はそのことを誇らしく思うだろうか?
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