京都東山区の両足院の坐禅(座禅)体験に行ってきました。
坐禅は科学的に見ても脳とか集中力とかに良いそうなので習慣化したいです。
坐禅や仏教系の書籍なども読んでたまに坐ったりしているんですがなかなか家で坐ることを習慣化できずにいます。
坐禅を習慣化したい想いと、しっかり坐り方を習得したい想いで両足院の坐禅(座禅)体験に行ってきました。
ちなみに両足院で坐禅体験の概要はこんな感じ
所要時間 | 60分 |
本尊参拝と焼香 | 5分 |
坐禅の説明 | 20分 |
坐禅 | 25分 |
茶礼と法話 | 10分 |
志納料 | 1000円 |
両足院で坐禅会は、ライトだけどしっかり学べます
両足院での坐禅会は、ライトな感じで普通にジーパンの人とかもいました。
逆に、ガチな格好をしていくと浮くと思います。
僕は坐禅体験は2回目なんですが、8割ほどの人は初めてとおっしゃっていました。
若い方が非常に多く、特に女性が多かった!!
若い女性を多く見たい人は両足院の坐禅会に参加すると良いかもしれません。(ぐぉ!!雑念が……煩悩が!!)
今回の坐禅会は、初めての方も多く緊張ぎみの方が多かったように思えます。
坐禅会と言っても、構える必要はありません。
結跏趺坐とかできなくてもOK。
「結跏趺坐ってなんやねん?!」
これくらいのテンションで良いと思います。
ちなみに結跏趺坐とは両足を太ももの上に乗せるやつです。これ↓
僕は子供の頃、空手をやっていたので股関節が柔らかいです。
なので結跏趺坐はかろうじてできました。(長時間は痛いですが……)
まわりをチラチラ見ていましたが、他の人はできてないっぽかったです。(ヒヒヒッヒ!!坊さんでもないのに結跏趺坐ができる俺ってすげぇだろ?!ヒヒヒッヒ!!……ぐぉ!!雑念が……煩悩が!!)
結跏趺坐ができなくても大丈夫です。坐り方には色々あります。
形にこだわりすぎず、自分のしっくりくる坐り方でやるのがよいとのこと。
両足院の副住職(だったと思う)がいくつか坐り方を紹介してくれるのでしっくりする坐り方が見つかると思います。
両足院の副住職に是非、ペシペシされてください!!
坐り始めると、ただ坐っているだけです。
色々な考えが頭をよぎりはじめます。
雑念、煩悩がはんぱない人は、是非ペシペシされてください。
ペシペシとは、
「喝!!!!!」
ってやつね!
と、言うか、もしかするとあなたはペシペシを勘違いしているかもしれません。
「喝!!!!!」
をイメージしているかもしれませんがペシペシはもっと静かな奥ゆかしい雰囲気です。
って言うか、ペシペシは、なんか気持ちよかった。
(まさか、俺って……)
「うおおぉぉぉ!!!こんな時にぃぃぃ!!
喝ぅぅぅ!!!!
俺、
喝ぅぅぅ!!!!
自分自身に
喝ぅぅぅ!!!!
ぅぅぅ!!!!」
こういう、雑念が出てきたらアウトです。
冷静さ、理性を失うと完全にアウトです。
座禅以前に、まず、人間としてアウトです。
でも、単純に何かの考えが出てくることは問題ないそうです。
でも、明らかにムチでペシペシされるところを想像するのはよくないと思います。
なので、僕はアウトです。
人間としてアウトです。
何も考えないのが坐禅だと思っている人もいるかもしれませんが、考えが思い浮かんでもそれ自体は問題ないと思います。
坐禅中は何も考えないのが良いと思っている人は間違いです。
アウトではないと思いますが間違っていると思います。
何か、考えが思い浮かんでもそれを手放す。拾わない。とらわれない。
と行った表現が正しいと思います。
坐禅中は、
ただ、そこにいるだけ。
ただ、生命としてそこにいるだけ。
そんな感覚であると思います。
30分ほど坐っただけの僕がこんなことを言っても言葉の重みが軽すぎますが。。。
日々、坐ることを実践し禅をの理解を深めたいです。
ちなみにペシペシは自己申告制です。
エロいことを考えても、急にたたかれたりしませんので安心してください。
日常でもできる禅
何事も習慣化しなければ意味がないと思っています。
毎日京都まで通い坐ることは時間的にも物理的にも厳しいです。
でも、一人で坐るときはやはり集中力も続かず、雑念だらけになります。
あなたも一人で坐りだすと、
「ぶ、、ブログが書きたい。。。」
「か、、顔がかゆい。。。」
「ひ、、ひげが剃りたい。。。」
「い、、今、何分たった。。。」
「て、、って言うか、、、昼飯食いたい。。もちろん夜飯も食いたい。。」
「い、、いつもより、HなDVDが見たい。。気がする。。。」
こんなことを思ってしまうことでしょう。
ぐるぐると雑念がまわりだし、坐っていられなくなります。
これでは習慣化どころではありません!!!
でも、坐ることを習慣化する前にできることはたくさんあります。
坐禅と言うと、かまえてしまう人もいるかもしれませんが、日常でも気軽に実践できることもあります。
実際に『坐禅』ができなくても、ご飯を食べているときでも歩いている時でも意識することはできます。
『眼横鼻直』
を意識すると良いとおっしゃっていました。
『眼横鼻直』とは字の通り、
目は横
鼻は垂直
目は横
鼻は垂直。。。
この状態を保つことを、普通に座っているときはもちろん、歩いているとき、ご飯を食べているときに意識すると良いそうです。
こういう、意識を日常に取り入れるのも大きな意味で『禅』です。
本来、これが一番楽な姿勢。
眼横鼻直は背筋を伸ばし、腰を安定させる。
地面からの感覚を感じ、重い頭を『スッ』と支えると言うか乗せるというか……
アリアハンを出たばかりの坐禅レベル4の僕がこんなことを言っても言葉の重みが0ですが。。
言葉には捉え方がたくさんあります。
住職っぽい方(ネットで調べてみると伊藤副住職)はそれぞれの説明の前後に
「私はこう思っています」
「坐禅を続けて行くうちにこう思うようになりました」
など、付け加える場面が多かったです。
言葉の意味の捉え方は人それぞれあるようです。
奥が深すぎます。
坐禅を通じて新たな(変態な)自分に出会えた気がします。
次に坐るのが楽しみです。
『楽しみ』とか言うとまた違うのか………………
ぐぬぅ……奥が深い。。
っと言うかムチでたたかれてみたい…………
と、また理性を失い、人間的にアウトな感じになりそうなので、そろそろこの記事もまとめたいと思います。
まぁ、素人なりに坐禅について色々語ってみましたが、まとめとして、最後にこれだけは言いたいです。
「斜め前に坐っていた女性の胸がすごく大きかったです」
……ま、まぁ、とにかく僕は、もっと『禅』の理解を深めたいです。。。
とりあえず、『禅』の理解を深めるため、坐ってきたいと思います。。。
この後、『禅』の理解を深めるために坐ったか
悶々とした気持ちを抑えるためにHなDVDを見たかはあなたの想像にお任せします。。。