【禅、シンプル生活のすすめ】という書籍を読み、禅的思考に触れることができました。
自分が気に入った箇所を紹介します。
まずは手放すことから
目標がカオスになってたので消しました。
「やりたい100のこと」というブログのタイトルなのに、やりたいことが100個も無いというさらにカオスな状態になりました。
- 何かを得たい
- 何か目標を叶えたい
と考えると何かが足りないと思いがちですよね。
でも禅的思考ではちょっと違った考え方をします。
私たちは、物事がうまくいかないとき、「何かが足りない」と思ってしまいがちです。でも、今の状況を変えたいなら、何かを「得る」よりもまず「手放す」ことが先。禅的生活の基本は、ここにあります。
禅、シンプル生活のすすめP25
でも、物事の流れをよくし、軽やかに生きたいのであれば、まずは手放すことから始めてください。手放した瞬間、新たに入ってくるのは「豊かさ」です。
禅、シンプル生活のすすめP25
意識について
たとえば初対面の人を見て、「ああ、感じがよさそうな人だな」「自分と気が合いそうな人だな」と感じる。これが「意識」の「意」の部分です。では、「識」とは何か。それは、相手を分別することです。「この人は自分の仕事の役に立つかもしれないな」とか「この人と一緒にいても何の得にもならないだろう」と、自分のなかで勝手に分別してしまう。
禅、シンプル生活のすすめP165
そもそも「意」と「識」をわけて考えようと思ったことすらないです。
僕は仕事がある日は昼ご飯を食べませんが
「お腹が減ったな」
とは感じます。これが「意」でしょうか。
「腹が減っては戦ができぬ!よし、食べよう!」
「昼ご飯は食べないと決めているから食べないよ!」
って判断が「識」なのかなと解釈しました。
お腹が減ったからと言って、何かを食べなければならないというルールは別にないわけですから、「識」の部分で自由な判断ができると、何か新しい発見があるかもしれません。
命は預かりもの
仏教の世界には「定命」という言い方があります。定められた命。人にはそれぞれに定命がある。生まれ落ちたその瞬間から、その人間は一生の長さが決められている。でも、その長さは自分も家族も誰もわからない。
つまり、生きるというのは、「預かりもの」の命を大事に使うことなのです。禅、シンプル生活のすすめP215
寿命が来れば返すものという捉え方をするようです。
返さないといけないものなら、大切に扱わないとね。。。
以上。
僕が【禅、シンプル生活のすすめ】で気に入った箇所でした。
読みやすい書籍でしたので、禅的思考の入門書にオススメです。