こんなことを聞いたことがあります。
「怒りをためこんで我慢をしてるといつか爆発する。そうならないためにそのつど吐き出すようにしてる」
なんてことを言ってる上司がいました。
あなたもこのようなことをを聞いたことがあるかもしれません。
怒りをためずに小出しにすることがあたかも良いことのように言ってる人が大勢います。
果たして本当でしょうか?
確かに、怒りをためること自体は良くないと思います。
でも、怒りをそのつど吐き出す、小出しにすると言うところが引っかかります。
確かに怒りを小出しするとすっきりします。
それは間違いないです。
実はこのすっきり感が厄介者。
また味わいたくなるそうです。
怒りを小出しにする行為は麻薬と同じでそれ自体ががくせになると【思考のトラップ】で著者のデイヴィッドは指摘しています。
怒りへの対処法は?
【思考のトラップ】では、怒りが生じたときには冷却期間を設けることを推奨されています。
冷却期間を置くのは、怒りに対してなにもしないということではない。ブッシュマンが進めるのは、怒りに対する前に少し時間を置き、リラックスするか、攻撃とはほど遠い活動をして気をまぎらすという方法だ。
思考のトラップP261
「そんな期間を設ける余裕がないのが怒りってもんでしょーよ!!」
と言うツッコミと同時に怒りをぶちまけたくなる83-Dですが。。。
こんなときこそ冷却期間をおきましょう!
冷却期間にやるべきことは
- リラックスする
- 攻撃とはほど遠い活動をする
とあります。
呼吸を普段よりゆっくりするだけでリラックス効果があります。
本当に簡単なことです。
リラックスする方法は簡単に思いつきますが、
「っていうか、攻撃とはほど遠い活動とはなんやねん??」
とまた、ツッコミを入れずにはいられない僕です。
でも、そうやって考えること自体が【攻撃とはほど遠い活動】と言えるかもしれません。
怒りを小出しにする前にできることがいくつかあるはずです。
まずはここからはじめてみましょう。