やぁ。読書家の83-Dです。
夏野剛さんの【ビジョンがあればプランはいらない】って本を読んだので、自分的なるほどポイントをシェアしますので興味のある方はお付き合いください。
って人へ。。
夏野剛さんはiモードを作ったことで有名な人です。
テレビなどメディアにもけっこう出てる人なので知ってる人も多いのではないかと思います。
顔見たらわかるかもしれません。グーグルで画像検索してみてください。
なぜ、ビジョンがあればプランはいらないのか?
なぜ、ビジョンがあればプランはいらないのでしょうか?
これだけ変化の激しい世の中で長期的なプランを綿密に作ったところで、実現できるはずがないからだ。
ビジョンがあればプランはいらないP35
「時代の変化激しすぎ。プランなんて作ったところで、時代が変わったら実現不可」
的な主張と解釈しました。
ちなみに、本書でいうビジョンの定義とは
自分が関心のある分野や向いてると思う仕事で、稼げるかどうかはともかく、これが一番社会に貢献できそうだとイメージできるもののことだ。
ビジョンがあればプランはいらないP35
なるほど。
まずは、細かいことは抜きにして自分が興味のあることかつ社会に貢献できそうなことをイメージする。
これがビジョン。
ビジョンを作る際には、稼げるかどうかは重要じゃないことを強調されています。
ビジョンを作る際に儲かるとか、かっこいいとかって基準はだめとのこと。
ビジョンを作ったらどうすんねん?
ビジョンを作ったならビジョンを基準に日々の選択を行うことが重要です。
- 「今、だるいからこの仕事はやだ」
- 「怒られるのいやだからこの仕事をする」
- 「今日、会社で嫌なことがあったからパーっと飲みに行く!」
こんな基準で行動を選択してませんか??
これらは今の気持ち、煩悩を基準に行動を選択してると言えます。
ビジョンを作成済みだとビジョンに近い行動を選ぶことができ、日々の選択が変わってくるはずです。
自分のビジョンにITの技術が必要なのであれば、パーっと飲みに行くより、書籍やネット・スクールなどで技術を学んだりしたほうが良いのは明らかです。
それでも、パーっと飲みに行きたい日もあると思います。
でも、ビジョン作成後は確実にビジョンに関係のない選択をする日は少なくなると思います。
ビジョンを作るときに「稼げるかどうかはともかく……」っつーけど
「稼げるかどうかはともかく……」
っつっても稼ぎたいですよね!
本書には稼ぎたい人のためのポイントも紹介されています。
対価を支払う側になって考えると良いサービス、商品が生まれるとのこと。
良いサービス、良い商品が生まれれば稼げるはずです。
B to Cのビジネスにおいては、消費者、ユーザー、お金を支払う立場の人からみた時に、「今、こんなものが欲しいんだろうな」「来年になったらもっとこういうものが欲しいんだろう」「5年後だったら、もっともっとこうなっているものが欲しいんじゃないか」と予想することが必要。
ビジョンがあればプランはいらないP213
ここでは、現時点で自分ができること、できないことを基準にはしていないことに注目してください。
あくまで、消費者、ユーザー、お金を支払う立場の人が見てることを基準いすることが重要です。
自社が持っているテクノロジーなど関係なく、「現在はこういう状態で、今の消費者はこういうものが欲しい」というところからスタートして、「じゃぁ、来年はこういうものが欲しいと思うだろうな」と発想することが大切。
ビジョンがあればプランはいらないP214
先ほどのビジョンの話にもつながりますね。
今の気持ちや技術を基準に行動を決めるのではなく、ビジョン、消費者の気持ちを基準に行動を選択する。
こうすることで、良いサービス、良い商品が生まれるはずです。
良いサービス、良い商品が生まれればMoneyがガッポガッポです。
消費者、ユーザー、お金を支払う立場の人からみた時にっつーけど。。
「消費者、ユーザー、お金を支払う立場の人からみた時に…うんたらかんたら…」
っつーけど、消費者、ユーザー、お金を支払う立場の人からみるのってやっぱ難しいですよね。。
本書では、どうやったら消費者、ユーザー、お金を支払う立場の気持ちになれるかの解説もあります。
さすが夏野さんです。僕の疑問をどんどん解消してくれます。
「革新的なサービスはすべて義憤から生まれる」
と言ってます。
「っつーか義憤ってなんやねん?」
本書では義憤のことを
非合理性、非生産性を憤ること。
ビジョンがあればプランはいらないP221
と定義。
また、
義憤は、私憤とは全然違う。
ビジョンがあればプランはいらないP222
と言ってます。
「っつーか私憤ってなんやねん?」
私憤は、「私のことを、バカにしやがって」などというもの。義憤は、自分に関係のないもの、関係ないところにムカついていることだ。
ビジョンがあればプランはいらないP222
夏野さんの言いたいことはこういうことだと思います。
今の自分の感情、煩悩に従うな。ビジョンを基準に考えよ。
ついでに金も儲けたいなら義憤を感じ取りユーザーの気持ちに立て。
こんな感じに解釈しました。
僕が感じた、本書のなるほどポイントは以上です。
ビジョンがあればプランはいらない【まとめ】
本書のほとんどは、正直なところ僕には合わない気がしました。。
「いやいや、夏野さん。。何言ってんすか??」
って思ってしまうところもちらほら。。
僕は夏野さんが言ってることは暴論のように聞こえるときもあります。
でも、そこが夏野さんの面白いところでもあります。
僕はそんな夏野ワールドが好きです。
本書を読んで、あなたも夏野ワールドに浸ってみませんか?