悪い癖を直す一つの方法は「ルールを設ける」ことです。
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2014年 12月号 P27
こう語るのは行動経済学の第一人者、ダン・アリエリーさんです。
「自分の設けたルールなんて簡単に破ってしまうのが人間よ!!!」
こう語るのはこのブログの管理人の83-Dです。
あなたもルールを設けた経験があると思いますが、自分で決めたルールなんて簡単に破ってしまうんですよね。。
だって罰もないし、誰に迷惑をかけるわけでもないし。。
なので、ルールを設けるなんて意味がないと思ってました。
僕自身はジョギングや読書などの一般的に良いと言われてる習慣を続けてますが
「やりたい時にやりたいだけやってる。ただそれだけ。」
こんな感じなんですよね。(ある意味理想かもしれませんが)
でも、ルールを設けてもっとストイックな男になりたいとも思ってます。

ルールを破ってしまうのはルールが曖昧であることが原因
ダン・アリエリーさんは、ただルールを設けるだけでは不十分だと言ってます。
この方法で効果を出すためにはルールが明確でないと意味がないと言ってます。
「1日1杯のワインしか飲まない」というルールが往々にして機能しないのは、コップの大きさを指定していないうえ、今日余分に飲んだ分は明日減らせばいいといった逃げ道を作れるからです。ルールが曖昧だったり、いくつもの意味に取れたりすると、本当は破っていても、守っているつもりになれます。
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2014年 12月号 P27
自分で決めたルールはすぐに例外を作ってしまいます。
ルールに例外を作ってしまうのは、ルールが曖昧だから。
例えば
週に3回ジョギングする。
ってルールを作ったとしてもそれでは曖昧すぎるかもしれません。
- 今日は多めに走ったから2回分の価値がある!
- 今週は雨が多かったから2回しか走れなかった。でも、来週は4回走るしよし!
- 週のはじめってそもそも日曜日?月曜日?
- っていうか1回分はどうやって計測する?距離?時間?消費カロリー?
あらゆることを明確に決めてルール作りをしたほうが良いかもしれませんね。
今週の月曜日〜日曜日までに1回30分のジョギングを3回する。
1回30分以上走ろうが、それは次回の蓄えにはならない。
などなど、明確にルールを決めると例外を作ったりせず、悪い習慣をやめられるかもしれませんね。