タバコを我慢すると出てくるストレスや不安に対処する方法を紹介します。
その方法は実にシンプルです。
だって運動をするだけですから。
運動をすることでタバコが吸いたくなる衝動を抑えられるとのこと。
運動すると、タバコを吸いたいという衝動を抑えることができる。それはドーパミンがスムーズに増えるのに加えて、タバコをやめようとする人が悩まされがちな不安や緊張、ストレスが抑えられるからだ。運動をすると、タバコへの渇望が五十分間抑えられ、つぎに一服するまでの間隔が二倍から三倍に伸びる。
脳を鍛えるには運動しかないP226
初版の発売が2009年の少し古い書籍ですが、今でも人気で増版を繰り返してます。
僕は数年前にタバコをやめましたが、未だ多くの人がタバコを止められずに苦しんでるように思います。
当時の僕は禁煙に対する知識がありませんでしたので、とりあえず根性で、禁煙パイポやタバコ自体を持ち歩かない、本数を制限するなどなど試しました。
でもストレスがたまる一方でどれもうまくいきませんでした。
そんな中、気晴らしにでもなればと思い、ジョギングやウォーキングなどをはじめました。
これは今でも続いてる習慣です。
本書によると脳科学的にはタバコを我慢すると出てくるストレスや不安に対処するためには激しい運動ほど効果があるとのことです。(「激しいほど効果がある」とは言っても限度がありますので注意してください)
激しい運動はたったの五分で喫煙の習慣を断ち切るのに効果があるそうです。
いきなり五分間の激しい運動をしだすのは禁煙には良くても体にはあまり良くないと思いますのでオススメはしませんが、僕の経験からすると、外をランニングするだけで十分だと思ってます。
ランニングが難しい場合は歩くだけでも良いと思います。
タバコの代わりの新しい習慣を身につけるという意味では歩くだけで十分ですから。
禁煙からくるストレスや不安への対処でお悩みの方はまず、外を歩くことから始めてみませんか?