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無意識に部屋の掃除ができる?!全く新しいアプローチ!

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人間の意志決定には無意識が多く関わっている。。。
ってことを最近よく聞きませんか??

「え?意思決定には無意識が関わっている??は?聞いたことないけど。。」
って、人でも日常的にこんな経験をしているはずです。

「今日、帰ったら掃除をしよう」
「こまめに掃除をして部屋を綺麗に保とう」

といった具合に。。
このような決心を毎日のようにしますが、

「今日は疲れているから掃除は明日にしよう」
「どうせ、誰も来る予定ないし、掃除は今度にしよう」
なんて悪魔のささやきで掃除を後伸ばしにしてしまう人も多いと思います。

何を隠そう、僕もそんな一人です。

この現象は意識的には掃除をしようと決心していますが、無意識が邪魔をしているからおこる現象なんです。
こういう場合は大抵は無意識が勝ってしまうので、掃除をやる気になれないんです。

無意識にうまく働いてもらうために上手にアプローチする必要があります。
ではどうやって無意識に働きかけるのか??

こんな一文を読みました。

ユトレヒト大学のハンク・アーツは、アンケートに回答してもらったあとで被験者にクッキーを食べさせた。あるグループの部屋には洗剤のかすかなにおいがしていたが、別のグループの部屋は無臭だった。洗剤のにおいのする部屋で、そのにおいにプライミングされたグループでは、クッキーくずを掃除した人が三倍にものぼった。

思考のトラップ 脳があなたをダマす48のやり方P24

プライミング効果を利用して無意識に働きかけることで掃除への一歩を踏み出せるかもしれません。
ちなみにプライミングとは

ある刺激を受けたとき、その影響でその後の行動や考えかたが変わったり、別の刺激に対する感じかたが変わったりすることがある。これをプライミング(呼び水)効果と言う。意識しているかどうかに関係なく、知覚はすべて神経ネットワークを刺激して、それに関連するものを連鎖反応的に思い起こさせる。鉛筆はペンを思い出させるし、黒板は教室を思い出させる。これは四六時中起こっていることで、自分では気づかないけれどもそれによって人に行動は左右されているのだ。

思考のトラップ 脳があなたをダマす48のやり方P19

鉛筆 = ペン
黒板 = 教室
と連想反応をしたように

石鹸の香り = 清潔
と無意識が連想します。
清潔感のある石鹸の香りがするだけで、プライミング効果により掃除をする確率があがります。

ちなみにP24の続きにはこうあります。

また、ロン・フリードマンによる実験では、スポーツドリンクや水のボトルを見せられただけで、きつい作業に耐えられる時間が長くなることもわかっている。

思考のトラップ 脳があなたをダマす48のやり方P24

石鹸の香りのするアロマを焚きながら、スポーツドリンクを棚いっぱいに並べると無意識が掃除をしたくなるでしょう。笑
試してみる価値はあります。

掃除だけではなくプライミング効果はどんなことにも応用可能なのでいろいろ試してみてください。


『今』やってること、明日の自分はそのことを誇らしく思うだろうか?
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